思想・信教の自由は、要するに内心の自由ということ。一人で何を考えていようともそれは完全に自由である。というか、他人が何を考えているかなど普通は察知することもできないから、あくまでもそれは推測に過ぎないし、確たる証拠があるわけでもないから取り締まることもできない。
しかしながらそういった思想や信教を外部に出したら、そこには一定の制限がある。こうしてブログなどに自分の考えを書いて外部に公開する場合、当然ですが相手にも言論の自由があるので、反論されたり批判されたりする可能性があるわけです。まして公共の福祉に反するような言論を公開の場で行うことはある程度制限されます。他人を抽象する発言や侮辱する発言を行えば侮辱罪などの罪に問われますし。
で、この度問題になっているとされる足立区議の発言ですが、すべての内容を確認していないのであくまでも聞きかじりですが、LGBTについておおむね事実を述べているのではないでしょうか。無論たとえ事実でも名誉毀損罪に問われることはあるようですが、区議の発言は特定の人について述べたものではありませんから、名誉毀損には当たらないのではないでしょうか。あくまでも素人考えですが。
あの発言を批判している人たちはどうも区議の発言を封じたいだけではないでしょうか。論理的に論戦を挑んでいる批判者をお見かけしていませんので、そのようにしか感じられないのです。批判者はもちろんですが、区議にも当然言論の自由がありますから、きちんと論戦を挑むべきで、謝罪や撤回を求めるのは違うような気がします。
そういえば、推薦したけど任命を拒否されたとか言って、学問の自由がーなどと言っておられる方がいますが、別に学術会議に所属していないと学問ができないわけじゃないでしょう。全く的外れな批判で、そんな批判しかできないようだと学者としての資質が疑われてしまうのではないでしょうか。ああ、タレントとか映画監督とかもいましたか。そういうかたがたは感性で生きているかたがたが多いと思われますので、論理的思考ができなくても仕方がありませんので、まぁふーんと聞き流しておいたらいいのではないでしょうか。
というか、あの件で日本学術会議の実態が少しずつ顕になってきていまして、むしろあの会議のほうが学問の自由を損ねていたんじゃないかとすら思えてきます。案件ごとに専門家会議を招集して諮問すれば十分で、常設の学術会議とかいらないんじゃないでしょうか。だいたいメンバーの推薦でメンバーを決めるというプロセス自体がなんだか世襲制というか徒弟制度な前時代的な感じがします。提言とかを見ても、北上山地の加速器とか、軍事技術の研究とかに反対するとか、東北大震災の復興資金を税で賄うように提言すると言ったおかしな提言が多いようです。予算とか決算もWEBに掲載されていないようですし、税金を投入される組織としては不適格と思われます。
なんで民主党はこれを仕分けしなかったのかなぁ。